2016年2月23日火曜日

オリジナルのグッズ作り。

先日、オリジナル切手、作ってみました。今回は初めてなので、どのくらいの質でできるかもわかりませんし、1シートだけ頼みました。82円切手20枚1シート。試しに作ってみました。


絵柄は赤い車の作品と風船職人SHINOのロゴが、黄色と白の市松模様の背景に載っているものを自作しました。背景はチェッカーフラッグをイメージしてます。白黒だと配色的に残念な感じになるので、白と黄色にしてみました。この画像を用意して、あとは郵便局のオリジナル切手のウェブにアップロードするだけ。とても簡単でした。

プリントの質も悪くないし、普通に封筒に貼って使ってもいいですが、何かの記念切手を作ってプレゼントするのにも良いですね。

写真が横に回転したままで申し訳ないですが、普通の切手と比べてとても大きいです。コレを貼って送ったら、インパクトありそうです。
他にも52円切手のシートや、52円切手と82円切手のミックスシートもあるので、今後は52円切手を違う絵柄で作ってみたいですね。

ただし、消印がバコン!と押されてしまうので、絵柄があまり見えないかも・・・この消印問題は、郵便局に直接持参して、手押しの消印で絵柄を避けて印を押してくれるように頼めば、そのようにしてくれるとのこと。ポスト投函すると、絵の上に消印バコン ! で残念なことになるので、わざわざ郵便局まで行くことになる、ちょっと面倒なオリジナル切手ですね。ポスト投函してもちゃんと消印は避けるくらいの対応はして頂きたいなぁ・・・

 なぜかレターパックで送ってくれます。送料540円だったかな。しかも2週間以上、待たされます・・・。普通に定形外の郵便で送ってくれれば120円で済むところを、わざわざご丁寧にレターパックで送って頂けるというのが、商売の参考になりますね。でも6シート以上は送料無料になるということ。なかなか出来が良いので今後は6シートで頼もう。


オリジナルのメモも作ってみました。こちらは印刷業者さんのサービスを利用しました。左隅に風船職人SHINOロゴ、右隅に作品写真、左上にも模様や写真を入れてます。書ける範囲がだいぶ狭くなってますが、一筆箋として使うつもりなので、このくらいで十分かな。


オリジナルのグッズづくりって、やってみると楽しいですよ!色々調べてみたところ、オリジナルグッズ作りは大きなマーケットになりつつあるようですね。ウェブに写真をアップロードして1個あるいは1セットから作れちゃうなんていうサービスが増えているみたいです。ちょっと調べたたけでも、マグカップやらバッチやらチロルチョコやら、色々なものがオリジナルグッズとして作れます。

ウェブ上でテンプレートをつかって操作するだけで発注ができるところも多く、個人でも簡単に高度な事ができます。企業のノベルティづくりを請け負う業者さんは昔からたくさんありましたが、近年では個人のスマホからの依頼を前提にしている業者さんがどんどん登場しています。

値打ちが確かで高価なものを求める時代から、そこそこのものをカスタマイズして特別なものにする時代が来ているんだなぁと感じました。

換言してしまえば、理にかなった対価を払ってサービスや商品を購入できた一億総中流の時代は終わって、可処分所得は低いけれどウェブを利用してそこそこの支出でそこそこのクオリティ・オブ・ライフを得る時代なんでしょうね。


今後も違うグッズを作ってみようと思うので、そのときはまた紹介したいと思います。

幼稚園でのショー

バルーンアートショー保育園・幼稚園向け特別プランを開始してから、そろそろ10年。本格的にやりだしたのはここ4〜5年でしょうか。


ショー公演には、ショーの会場に飾りを入れたり、クラス毎のプレゼントを持参したり、あるいは全員へのプレゼントをショーの後に配ったり、ご希望に合わせて、パフォーマンスに留まらない内容をお届けしています。


ショーのパフォーマンスについては、言葉のわからない乳児のいる保育園と、言葉がわかる年齢以上に限られている幼稚園では、実は全く同じというわけにはいかないんです。保育園でのショーについては以前に少し書いたので、今回のエントリーでは幼稚園でのショーについて。

保育園ではビジュアルの変化(膨らましたり、色を変え続けるなど)で乳児の集中力が続くように配慮しながら進めるのに対して、幼稚園でのショーは、とにかく子どもたちにたくさん話しかけます。

園児たちは、言葉を返す事だけで楽しく満足してくれるといった面もあるので、ショーの最初から最後まで、ずっとかけあいです。これが楽しいんです^^

劇など、観る観られるの関係になっているステージショーとは全く違います。当然、園児たちの反応によって毎回雰囲気が違ってきますし、内容も少し変化させることもあります。間をゆっくりとったほうが良い場合もあれば、テンポ良くどんどん進行したほうが良い場合もあります。

園児たちの反応を見てそれらを感じ取りながら、同じ作品を作るパフォーマンスでも話す内容を変え、間の取り方を変えながら、やりとりを楽しみながらショーを進めます。大人に見せるショーよりも、反応がずっと多いので、まさにライブショーといえます。

以上、幼稚園でのショーの心得をごくごく簡単にまとめてみました。


2016年になって最初にショーを披露した藤美幼稚園さんからは、大変うれしいメッセージをお寄せ頂きました。

「SHINOさん自身がとても良い方で、園児と同じようにご自身も楽しんでやっている姿が拝見していて伝わってきました。子ども達の掛け合いもあり、ただ見ているだけではなく、参加しながらなので最後までずっと楽しめました。作品も素晴らしく色もきれいで風船の温かみもあり大人も夢中になりました。ショーの後も作品を残して頂けるので見たりさわったりできるので長く楽しめました。(大田区 藤美幼稚園母の会 様)」

今月に伺った幼稚園さんからも、園名の掲載は無しでブログ掲載を許可していただいたメッセージを紹介します。

「時間があっという間に過ぎる程楽しめました。子どもとの掛け合いが多く、一体感を感じられました。(相模原市 匿名希望 幼稚園 様)」

「前回、子ども達がとてもよろこんでいたので、また依頼しました。今回も楽しかったです。(茅ヶ崎市 H幼稚園 様)」


最近は2年度連続のご依頼や、2年ぶりのご依頼など、間隔の短いリピートのご依頼もよく頂くようになってきました。といっても、まだまだ新規のご依頼のほうが多く、写真は先週に初めてショー公演に伺った都内の幼稚園のホール。
毎年、お別れ会を開いていて、園児全員でたくさん歌を歌ったり、先生たちが出し物をして、そのあとでプロの劇団や歌のお姉さんなどが出演するという流れにしているそうです。何年も続いていて、呼ぶものが劇か歌かマジックばかり、何かほかにないのかと思っていて、私のバルーンアートショーに興味をもって頂いたそうです。

ショーのほかに用意するものとして、最近、とても人気なのがバルーントンネル。アトリエでこのようなカタチで準備をして現場に運び・・・

こんなかんじに組み立てます。
園児たちがくぐり抜けると、それはもう大騒ぎ!
みんな楽しそうに何度もくぐっています。





別の機会でのアトリエでの準備・・・


こんな置き飾りを入れて会場の雰囲気がぱっと華やか
ショーをするのにも良い雰囲気

こちらのバルーントンネルはたまたま壁や扉の色とマッチしていて、とてもよく馴染んでいました。




バルーンアートショーをやり始めた当初は大人向けと親子向けの2パターンで良いと思っていたんですよね。

ところが色々な現場を経験し、いろいろ学びました。状況に合わせないと、ショーってうまくいかないものだと。

乳児がいるのかどうか、子どもでも年齢が低いのか高いのか、親子や色々な世代が混ざっているのか、同じような属性の人が集まっているのか、ご高齢の方が中心なのか、いま思いつくだけでもこれくらい浮かびますが、客層に合わせてテンポや時間配分、トークの内容、お客さんとの掛け合いの度合いを変えていかなければなりません。ショーの骨格は同じでも、そうした部分を少し変えるだけで、ショーのウケが全く違うものになります。

こういったことを考え感じながらショーをするので、ショーは肉体の疲労以上に気疲れ的なものがあり、質を維持するためには、数を増やし過ぎない事、気持ちの管理、良く寝る事が大切だと思っています。