2015年1月22日木曜日

新しいスピーカー

保育園や幼稚園に伺ってショーを披露する特別プランが好評で、教育施設向けの抑えた料金設定をしていることもあり、たくさんのご依頼を頂いています。保育園/幼稚園向けバルーンアートショーでは、マイクやスピーカーなどの音響機器も持参しています。

企業イベントでは音響屋さんがイベントに入っているのが普通なので、アーティストが音響を持参することはあまりありません。ところが保育園や幼稚園では、ちゃんとした音響機材がそろっている園は多くなく、音響をレンタルするとそれだけで数万円になるので予算オーバーなんてことがほとんど。そこで保育園幼稚園向けのショーはクオリティーを保つためにも、音響はサービスで持参することにしています。

園によって園児数(観客数)が違うのでスピーカーは大は小を兼ねるで、大人数でも大丈夫な大音量のパワードスピーカー(しかもミキサー機能付きで便利!)を使っています。少し重いんですが、大きな音量を確保するにはスピーカーの大きさと重さはある程度ないといけません。200〜300人くらいの規模だと丁度良いくらいのパワーのスピーカーです。でも観客100人程度のショーではパワーが余り過ぎ。

最近、小さい会場に過剰に重たいスピーカーを搬入するのは何だか体力の無駄だと感じるようになってきました。ということで、軽量化を進めてみようと、スピーカーを探してみたところ、希望の条件に適うものが1つだけ見つかりました。

ベリンガーのB208Dというパワードスピーカー。色が黒と白があって白にしてみました。ショー道具が白をベースにしてるので、スピーカーも白だと良いかなと思って。白のスピーカーは珍しいので、そういう点もいいですよね。

こいつは重量7kg未満なのに200W出力というデータになっています。ボディも小さいのにほんとにそんな大きな音が出るかな?と少し不安でしたが、試してみたら中々の音量が出ます。いま使っているスピーカーの7割程度の音量は出そうです。小さくて軽いのにこのくらい大きい音が出るのはありがたいですね。



このスピーカーで園児100人〜150人規模のショーなら十分でしょう。ただしミキサーが内蔵されてないので、マイクの音声とBGMにする音楽の音声を同時に入力することができません。小さくて軽いミキサー、ミキサーからスピーカーにつなぐケーブルも一緒に買いました。全部合わせても7kgくらい。これなら軽い!小規模な観客のショーでは、今後はこちらのスピーカーを使ってみたいと思います。


B208Dのコンセントは3つ穴方式のやつでした。ヨーロッパ辺りの規格でしたっけ? 日本で売るならコンセント2つ端子にしておいてもらいたいものだと思いましたが、私は3つ穴→2つ穴の変換プラグを持っていたので、問題ありませんでした。それと、持ち運ぶのに掴むところが掴みにくいというか、持ちにくいので、ピッタリサイズの持ち手つきのケースを手に入れるか自作してそれに入れて運んだ方が良さそうですね。

今はケースになるものを物色中です。

それと、ハンドマイクも買いました。マイクはワイヤレスのヘッドセットマイクやリベリアマイクを使っているのですが、ハンドマイクは持っていなかったので、ついでに買ってみました。ステージに出てきてもらったお客さんにマイクを向けてインタビュー・・・なんてこともできそうですからね。


2015年1月4日日曜日

2015あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1つ前の記事に書きましたが、先月はパーティーの案件が多かったのですが、ほかに撮影の現場もありました。クリスマス直前の時期に撮影されたアイドルグループsweet☆pastelのPVに、風船職人SHINOのチームスタッフがバルーンアーチなどを制作しました。


水色、薄紫、ピンク、黄色、オレンジの5色のアーチとお花。5人のメンバーカラーになっているそうで、5色が絡み合うような配色にしています。高校の文化祭の準備をしているという設定のPVで、メンバーが教室でバルーンアートをつくり飾っているシーンにも指導、協力しました。

学校がそのままスタジオとして利用できる場所で、早朝から夜まで、丸一日かけて撮影されました。スタッフは朝5時発で頑張ってきてくれました。私はこの日はパーティー出演があったので、別現場で頑張ってました。


このブログでは仕事のこと以外にも色々と書いてみようと思っているので、今回は昨年を振り返って、昨年発表された動画で気に入ったものを3つ挙げてみたいと思います。

1つ目。話題のYouTube Space Tokyoのハロウィンイベントでライブ配信された、Hifanaの音楽と真鍋大度(ライゾマティクス)の映像のコラボ作品。とてもクリエイティブです。Hifanaは(ダウンロードではなく)CDでアルバム3枚持っていて、私のお気に入りのアーティストの1組なんです。やってることが本当にカッコよいですよね。今回は最近何かと話題のクリエイター集団ライゾマティクスと組んで、AR的な映像を駆使したライブになってます。



 続いては、Ok goが昨年発表した楽曲I won't let u downのPV。とにかく奇抜で面白いPVの数々で有名になったOk go。だいぶ前から注目していたのですが、今作は日本で作られ、Perfumeがカメオ出演していることでもかなり話題になっていましたね。FMラジオでもこの曲が年末にかけてヘビロテされてましたし、日本での人気もすっかり本物。Ok goは、まさにYouTubeドリームの体現者ですね。このPVはドローンを使った上空からの撮影やHondaの新しい乗り物を使ったダンスなど斬新な面もあって、初めて見たときは大興奮でした。



 3つ目は黒木渚の「革命」のPV。この曲の歌詞にある「右目には冒険が宿り、左目は未来を見る・・・右手には情熱を掲げ、左手で君の手を引く 剣を振りかざし百年戦争だって気高く生きよ」という部分がとても気に入っていて良く聞いています。アーティストやパフォーマーは、大衆を時に刺激し、時に和ませ、勇気づけていくのが社会のなかでの役割だと思うので、この曲の歌詞は心構えにしたい言葉です。