2014年4月22日火曜日

バルーンツイスターとバルーンデコレーター

バルーンアーティストには、おおまかに2系統あります。

1つは、主に細長い風船をひねって使うバルーンツイスター。何かに似せてフィギュアを作る。パフォーマンスとして行うことがメインの人が多く、他ジャンルのパフォーマーがバルーンアートを取り入れて、そのうちバルーンアートがメインになったなんて人が多いです。私もそのうちのひとり。

もう1つは、丸い風船を集めるようにして作品を作るバルーンデコレーター。空間装飾をしたり、ギフト用のフラワーアレンジメントならぬバルーンアレンジメントをつくることがメイン。花と組み合わせている人もいて、お花屋さんがバルーンを取り入れていたりもします。

最近はこの2つが融合して、バルーンツイスターもバルーンデコレーターの技術を使うし、その逆も然り。ボーダーがなくなっている。2003年か2004年くらいまでは、2つがはっきりと別れていて、ツイスターもデコレーターも、互いを強く意識していた感があったのですが、交流が進み、それに伴う技術交換が進み、今はまさにボーダーレス。


2つの分野が、インターネットの普及と、それによって活発化したバルーンアートのコンベンションを通して交流するようになったことが大きいですね。実は、私の世代のバルーンアーティストが、2つを融合させてきた張本人ともいえます。



私はバルーンアートパフォーマンスとディスプレイ制作をメインにしていて、たいていは1人〜2人で現場に行きますが、大きな規模のディスプレイ現場では、チームで担当します。


このチームは、バルーンツイスターでデコレーションの技術も習得してる者と、バルーンデコレーターでツイストの技術も習得している者の両方で構成してます。2つが融合することで、バルーンアートは次の次元に引き上げられたと感じています。

今後もそういったものを、どんどん作っていきたいですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿